【FPS】超初心者向け!FPSでのリコイル制御の方法【反動制御】【PCゲーム】【CSゲーム】

2021年1月5日

今回はFPS/TPSを始めたばかりという人向けにリコイル(反動)制御について説明したいと思います。

今回利用する画像は主にPUBGのものですが、ApexLegendsやFORTNITEといった他のゲームでもリコイル制御の方法は基本的に同様です。

縦反動(縦ブレ)の制御

まず、上の画像はADS(サイトを除いた状態)でリコイル制御を行わずに4回壁撃ちしたものです。ARやSMGといたフルオート武器(画像はM416)はリコイル制御を行わないと赤矢印で示したように銃の発砲による反動で下から上に銃口が上がっていってしまいます。

多くのゲームでは弾をある程度当て続けなければ敵を倒すことができません。しかし、上の画像のように着弾点が上がっていくようでは弾を当て続けることはできません。

縦ブレの制御方法

方法としては、「リコイル制御」によって銃口が上がっていくことを抑えればいいだけです。

やり方は簡単です。FPSゲームでは「発砲による銃口の上昇=視点の上昇」であるためプレイヤーの視点を下向きに移動してやればいいだけです。

つまり、プレイしているデバイスがマウスであればマウスを手前に引く、DUALSHOCK等のコントローラーであれば、Rスティックを手前に倒すだけです。

リコイル制御の際に、どれくらい手前に引け(倒せ)ば良いのかというのは、銃やそれに付いているアタッチメント、プレイしているゲーム等によって、銃口の上り幅(縦反動)が変わりますし、プレイヤーの視点感度でも違いが出てくるので、一概には言えません。

因みに、Apexであれば、上の画像のように途中から上にほとんど上がらないような武器もあるので、それぞれのゲームでトレーニングモードなどを利用して、実際に撃ってみることで確かめてみてください。

横反動(横ブレ)の制御

先ほどは縦反動について説明しましたが、次は横反動についてです。上の画像を見てわかるように、発砲時の反動(銃口の上昇)は完全な上方向ではなく、斜め上になっています。

そのため、真っすぐにマウスを引く(Rスティックを倒す)だけでは、上の画像のように左右に銃弾がブレてしまいます。

横ブレの制御方法

この横反動を制御する方法は、縦反動の時と同じようにブレた方向と逆方向にマウスを移動する(またはRスティックを倒す)だけです。

なので、縦ブレと横ブレを同時に制御するには、マウスを斜め手前に引く(またはRスティックを斜め手前に倒す)ことで行うことができ、銃弾の着弾点を一か所に集中させることができます。

反動のランダム性

先ほど「引く”だけ”」と、いかにも簡単そうに言いましたが、実際はそんなに簡単なものではありません。その理由は、反動のランダム性にあります。

何度も同じ画像で恐縮なのですが、もう一度この画像を見てください。4度の壁撃ちによって描かれた4曲線はすべて違った形をしています。

これは、発砲時の横反動にランダム性があるためです。

縦反動にもランダム性がありますが、上の画像の銃痕の間隔からもわかるように、縦のランダム性はそれほど大きくないですし、上に上がっていくだけで、下に下がることはないので、それほど気になりません(あくまでPUBGの場合ですが・・・)。

しかし、横反動は左右のどちらにもブレる可能性があります(これもあくまでPUBGの場合ですが・・・)。左右どちらにブレるか予測できないため、ただ手前に引くだけでいい縦反動と違い、臨機応変に対応しなければならない横反動は難易度が上がります。

ゲームによる反動(ランダム性)の違い

少し触れましたが、PUBGでは反動のランダム性が強く、特に横反動の方が制御が難しいと思います。

しかし、Apexであれば、上の画像のように、若干のランダム性はありますが毎回同じようにブレてくれます。このようにある程度規則的にブレてくれる場合は、銃ごとに縦ブレ・横ブレするタイミングをつかめば、リコイル制御がやりやすくなります。(右にブレるタイミングでマウスを左に動かすみたいに)

このようにゲームごと、銃ごとに反動の特性が変わってくるので、先ほども言いましたが、トレーニングモード等で確認することをお勧めします。

しゃがみ撃ちについて

FPSゲームでは、基本的に立っている状態よりもしゃがんだ状態の方が反動が小さくなります。

上の図は左から伏せ、しゃがみ、立ちの状態でそれぞれ壁撃ちしたものです。伏せ < しゃがみ < 立ちの順で反動が大きくなっている(銃痕の間隔が広くなっている)のがわかると思います。なので、しゃがんだり、伏せた状態の方がリコイル制御がやりやすくなります。

PUBGでは伏せがありますが、その状態になるときや立つときに時間がかかること、撃っている最中は移動できない等の理由で、実践ではよくしゃがみ撃ちが使われます。しかし、伏せていればリコイル制御がしやすくなり、より遠くの敵もフルオートで倒しやすくなるので、使い分けが重要です。

実践や練習を通して、自身がしゃがみや伏せでリコイル制御ができる大まかな距離を知っておくことが重要だと思います。ある程度、数をこなせば分かるようになると思います。

まとめ

以上がリコイル制御の簡単な説明です。これが少しでも見てくれた人の助けになってくれていれば嬉しいです。